悉皆
- 悉皆(しっかい)って何?
- A、一言でいえば、きものに関する加工全般です。
- 洗い張り
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きものを解くと、反物の状態に戻ります。これを「洗い張り」といいます。
上の写真は、左から、きもの、八掛、胴裏です。
八掛と胴裏はきものの裏に付けます。
新たに仕立て直す際に、寸法を変えたり、古くなった裏地を変えたり、八掛の色を変えて、きものの雰囲気を変えたりすることもできます。
- シミ隠し+金彩加工 Case1
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元の柄を活かしながら柄を付け足す事により、シミを隠しながら豪華なお振袖として甦りました。
- シミ隠し+金彩加工 Case2
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お母様の振袖をお嬢様に。
丸洗いで全体にすっきりしたのですが、取れにくいシミが残りました。写真は胸のところですが金彩加工を施してシミはわからなくなりました。また、金彩は全体のバランスを見ながら柄の様に入れてあります。
重ね衿や帯〆帯揚げも変えてすっかり綺麗になりました。
- 柄を足して身巾を広く
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ふっくらとした体型の方の場合、体に合ったお仕立をすると、脇の柄が合わなくなります。
そこで、柄を足して、きれいに仕上げます。
- 柄を足して身巾を広く case2
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- 柄の色替え
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若い時のお着物で、花の赤い色が派手に感じる様になりました。
花の赤にだけ色をかけて、地色のトーンと調和した淡い紫になり、落ち着いたお着物に甦りました。
- 染め替え
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若い時の着物で、薄緑のぼかし地にオレンジの花が素敵なお着物。派手になったのでとのご相談です。
地色を落ち着いた深緑に染め、鮮やかな花の色を抑えるよう色ハケをして、これからも長くお召し頂ける着物になりました。
- 羽織から二部式名古屋帯へ
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昔、子供の入学式や卒業式に出席するお母様は、無地の着物に黒絵羽織という装いでした
黒地の羽織で一つ紋が入っていて、背中と袖に綺麗な模様のある黒絵羽織。
最近では着ている人を見かけなくなり、なんとか黒絵羽織をリメイク出来ないかと相談を受けました
染めの名古屋帯に仕立て替えをさせていただきましたが、帯結びが楽なように二部式のお仕立です。
- へこ帯から名古屋帯へ
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子供の頃可愛がってもらった、叔父様の兵児帯をいただいたので、、これをしまい込むより身近に感じたい、と相談されました。
両端の柄の部分の絞りを湯のしして、お太鼓、前、手先にもってきて名古屋帯にお仕立てました。シックな着物が多い方なので、絞りの白が引き立って綺麗です。